低合金鋼溶接電極
J607CrNiMo
GB/T E6015-G
AWS E9015-G
説明: J607CrNiMo は、低水素ナトリウムコーティングを施した低合金鋼電極です。DCEP(直流電極プラス)を使用し、ショートアークで全姿勢溶接が可能です。溶け込み深さが大きく、スパッタが少なく作業性が良好な溶接棒です。蒸着された金属は、優れた可塑性、低温靱性、耐クラック性を備えています。
用途: 発電所の給水パイプや対応する強度グレードの圧力容器鋼の 350 °C 未満での溶接に使用されます。国産のWB36CN1(HD15Ni1MnMoNbCu)鋼との相性が良く、WB3(15NiCuMoNb5)鋼の溶接にも適しています。
溶接金属の化学組成(%):
C | Mn | Si | Cr | Ni | Mo | S | P |
≤0.10 | 1.00~1.60 | ≤0.50 | 0.14~0.35 | 0.60~1.20 | 0.15~0.50 | ≤0.015 | ≤0.015 |
溶接金属の機械的性質:
テスト項目 | 抗張力 メガパスカル | 降伏強さ メガパスカル | 伸長 % | 衝撃値(J) -30℃ |
保証されています | 620~720 | ≥500 | 20以上 | ≥47 |
蒸着金属の拡散水素含有量:≤5.0mL/100g(水銀法またはガスクロマトグラフィー法)
X線検査:I級
推奨電流:
(んん) ロッド径 | 3.2 | 4.0 | 5.0 |
(A) 溶接電流 | 100~140 | 140~18 | 190~230 |
知らせ:
1. 溶接作業の前に、電極を約 350℃で 1 時間ベーキングする必要があります。
2. 溶接前に溶接部の錆、油垢、水分、不純物を除去することが重要です。