低合金鋼の溶接電極
J707Ni
GB/T E7015-G
AWS E10015-G
説明: J707Ni は、低水素ナトリウムコーティングを施した低合金高張力鋼電極です。DCEP(直流電極プラス)を使用し、どの位置でも溶接可能です。蒸着された金属は優れた機械的特性を持っています。J707Niの主な特徴は、J707電極と比較して、低温靱性と耐クラック性が大幅に向上していることです。
用途: 14MnMoVB、WEL-TEN70、日本製 HW56 などの対応する強度レベルの低合金高張力鋼構造やその他の低合金高張力鋼構造の溶接に使用されます。
溶接金属の化学組成(%):
C | Si | Mn | Ni | Mo | Cr | S | P |
≤0.10 | ≤0.60 | ≥1.00 | 1.80~2.20 | 0.40~0.60 | ≤0.20 | ≤0.030 | ≤0.030 |
溶接金属の機械的性質:
テスト項目 |
抗張力 メガパスカル |
降伏強さ メガパスカル |
伸長 % |
衝撃値(J) | |
-40℃ | -50℃ | ||||
保証されています | ≥690 | ≥590 | ≥15 | — | ≥27 |
テスト済み | 760 | 630 | 23 | 140 | — |
蒸着金属の拡散水素含有量:≦4.0mL/100g(グリセリン法)
I级 X線検査:I級
推奨電流:
(んん) ロッド径 | 2.5 | 3.2 | 4.0 | 5.0 |
(A) 溶接電流 | 60~100 | 100~140 | 140~190 | 190~250 |
知らせ:
1. 溶接作業の前に、電極を 350 ~ 380℃で 1 時間ベーキングする必要があります。
2. 溶接前に溶接部分の錆、油垢、水分、不純物を除去することが不可欠です。
3. 溶接時はショートアーク運転を行ってください。狭い溶接軌道は適切です。